越前市議会 > 2021-03-03 >
03月19日-07号

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  1. 越前市議会 2021-03-03
    03月19日-07号


    取得元: 越前市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    令和 3年 3月定例会          令和3年3月越前市議会定例会(第7号) 令和3年3月3日の会議に引き続き、令和3年3月19日午後1時から会議を再開した。  =======================================1 議事日程┌─────────────────────────────────────────┐│           令和3年3月越前市議会定例会議事日程            ││                         令和3年3月19日午後1時開議 ││  第 7 号                                  ││ 第 1  議案第17号 越前市障がいの特性に応じた情報取得及びコミュニケーション ││           条例の制定について                     ││      (教育厚生委員会審査結果報告)                    ││ 第 2  議案第14号 越前市庁舎建設基金条例の廃止について           ││ 第 3  議案第15号 越前市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について    ││ 第 4  議案第16号 越前市個人番号の利用に関する条例の一部改正について    ││      (以上3案 総務委員会審査結果報告)                 ││ 第 5  議案第18号 越前市介護保険条例の一部改正について           ││      (教育厚生委員会審査結果報告)                    ││ 第 6  議案第19号 越前市中小企業等経営安定対策利子補給基金条例の制定につい ││           て                             ││ 第 7  議案第20号 北陸新幹線新駅周辺地区地区計画の区域内における建築物の制 ││           限に関する条例の制定について                ││ 第 8  議案第21号 越前市都市公園条例の一部改正について           ││ 第 9  議案第22号 越前市住みよい街づくり推進条例の一部改正について     ││      (以上4案 産業建設委員会審査結果報告)               ││ 第10 議案第23号 工事の請負契約について                  ││ 第11 議案第24号 市道路線の変更について                  ││      (以上2案 産業建設委員会審査結果報告)               ││ 第12 議案第28号 財産の取得について                    ││      (教育厚生委員会審査結果報告)                    ││ 第13 議案第 2 号 令和2年度越前市一般会計補正予算(第15号)       ││      (委員会審査結果報告)                       ││ 第14 議案第 3 号 令和2年度越前市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)  ││ 第15 議案第 4 号 令和2年度越前市介護保険特別会計補正予算(第3号)    ││      (以上2案 教育厚生委員会審査結果報告)               ││ 第16 議案第 5 号 令和2年度越前市水道事業会計補正予算(第2号)      ││ 第17 議案第 6 号 令和2年度越前市下水道事業会計補正予算(第2号)     ││      (以上2案 産業建設委員会審査結果報告)               ││ 第18 議案第 7 号 令和3年度越前市一般会計予算               ││      (委員会審査結果報告)                       ││ 第19 議案第 8 号 令和3年度越前市国民健康保険特別会計予算         ││ 第20 議案第 9 号 令和3年度越前市介護保険特別会計予算           ││ 第21 議案第10号 令和3年度越前市後期高齢者医療特別会計予算        ││      (以上3案 教育厚生委員会審査結果報告)               ││ 第22 議案第11号 令和3年度越前市水道事業会計予算             ││ 第23 議案第12号 令和3年度越前市工業用水道事業会計予算          ││ 第24 議案第13号 令和3年度越前市下水道事業会計予算            ││      (以上3案 産業建設委員会審査結果報告)               ││ 第25 議案第29号 令和2年度越前市一般会計補正予算(第16号)       ││ 第26 議案第30号 教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて   ││ 第27 議案第31号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて ││ 第28 議案第32号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて ││ 第29 議案第33号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて ││ 第30 議会活性化に関する調査について                     ││      (議会活性化特別委員会調査報告)                   ││ 第31 公共交通対策に関する調査について                    ││      (公共交通対策特別委員会調査報告)                  │└─────────────────────────────────────────┘  =======================================2 本日の会議に付議した事件 日程第 1  議案第17号 越前市障がいの特性に応じた情報取得及びコミュニケーション条例の制定について 日程第 2  議案第14号 越前市庁舎建設基金条例の廃止について 日程第 3  議案第15号 越前市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について 日程第 4  議案第16号 越前市個人番号の利用に関する条例の一部改正について 日程第 5  議案第18号 越前市介護保険条例の一部改正について 日程第 6  議案第19号 越前市中小企業等経営安定対策利子補給基金条例の制定について 日程第 7  議案第20号 北陸新幹線新駅周辺地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について 日程第 8  議案第21号 越前市都市公園条例の一部改正について 日程第 9  議案第22号 越前市住みよい街づくり推進条例の一部改正について 日程第10 議案第23号 工事の請負契約について 日程第11 議案第24号 市道路線の変更について 日程第12 議案第28号 財産の取得について 日程第13 議案第 2 号 令和2年度越前市一般会計補正予算(第15号) 日程第14 議案第 3 号 令和2年度越前市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第15 議案第 4 号 令和2年度越前市介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第16 議案第 5 号 令和2年度越前市水道事業会計補正予算(第2号) 日程第17 議案第 6 号 令和2年度越前市下水道事業会計補正予算(第2号) 日程第18 議案第 7 号 令和3年度越前市一般会計予算 日程第19 議案第 8 号 令和3年度越前市国民健康保険特別会計予算 日程第20 議案第 9 号 令和3年度越前市介護保険特別会計予算 日程第21 議案第10号 令和3年度越前市後期高齢者医療特別会計予算 日程第22 議案第11号 令和3年度越前市水道事業会計予算 日程第23 議案第12号 令和3年度越前市工業用水道事業会計予算 日程第24 議案第13号 令和3年度越前市下水道事業会計予算 日程第25 議案第29号 令和2年度越前市一般会計補正予算(第16号) 日程第26 議案第30号 教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて 日程第27 議案第31号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて 日程第28 議案第32号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて 日程第29 議案第33号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて 日程第30 議会活性化に関する調査について 日程第31 公共交通対策に関する調査について  =======================================3 出席議員(21人)     1 番 中 西 昭 雄 君         2 番 砂 田 竜 一 君     3 番 清 水 一 徳 君         4 番 桶 谷 耕 一 君     5 番 近 藤 光 広 君         6 番 橋 本 弥登志 君     7 番 小 玉 俊 一 君         9 番 加 藤 吉 則 君    10番 大久保 健 一 君        11番 吉 田 啓 三 君    12番 川 崎 俊 之 君        13番 題 佛 臣 一 君    14番 安 立 里 美 君        15番 大久保 惠 子 君    16番 川 崎 悟 司 君        17番 城 戸 茂 夫 君    18番 小 形 善 信 君        19番 前 田 一 博 君    20番 前 田 修 治 君        21番 片 粕 正二郎 君    22番 三田村 輝 士 君  ───────────────────────────────────────4 欠席議員(1人)     8 番 吉 村 美 幸 君5 議  事        開議 午後1時00分 ○議長(三田村輝士君) 皆さん、こんにちは。 ただいまから本日の会議を開きます。 本日の会議の欠席届が吉村美幸君から参っておりますので、御報告しておきます。  ================ △日程第1 議案第17号 ○議長(三田村輝士君) 日程に入ります。 日程第1議案第17号越前市障がいの特性に応じた情報取得及びコミュニケーション条例の制定についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 吉田教育厚生委員長。 ◆教育厚生委員長吉田啓三君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました教育厚生委員会に付託されました 議案第17号 越前市障がいの特性に応じた情報取得及びコミュニケーション条例の制定について 委員会の審査の結果を御報告いたします。 本案につきましては、去る3月5日及び8日に委員会を開き、関係理事者の出席を求めて審査いたしました結果、本案につきましては原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、教育厚生委員会の審査結果の御報告といたします。 ○議長(三田村輝士君) 委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 討論を終結いたします。 本案は起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案については委員長の報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(三田村輝士君) 起立全員と認めます。 よって、議案第17号は原案どおり可決されました。  ================ △日程第2 議案第14号 ~ 日程第9 議案第22号 ○議長(三田村輝士君) 日程第2議案第14号越前市庁舎建設基金条例の廃止についてから日程第9議案第22号越前市住みよい街づくり推進条例の一部改正についてまでの8案を一括して議題といたします。 本8案に関し、委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小形総務委員長。 ◆総務委員長(小形善信君) 〔登壇〕 ただいま議題となりましたうち、総務委員会に付託されました 議案第14号 越前市庁舎建設基金条例の廃止について 議案第15号 越前市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について 議案第16号 越前市個人番号の利用に関する条例の一部改正について 以上3案につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本3案につきましては、去る3月11日及び12日に委員会を開き、関係理事者の出席を求めて審査いたしました結果、3案いずれも原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、総務委員会の審査結果の御報告といたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 吉田教育厚生委員長。 ◆教育厚生委員長吉田啓三君) 〔登壇〕 ただいま議題となっておりますうち、教育厚生委員会に付託されました 議案第18号 越前市介護保険条例の一部改正について 委員会の審査の結果を御報告いたします。 本案につきましても、去る5日及び8日の委員会において、関係理事者の出席を求めて審査いたしました結果、原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、教育厚生委員会の審査結果の御報告といたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小玉産業建設委員長。 ◆産業建設委員長小玉俊一君) 〔登壇〕 ただいま議題となっておりますうち、産業建設委員会に付託されました 議案第19号 越前市中小企業等経営安定対策利子補給基金条例の制定について 議案第20号 北陸新幹線新駅周辺地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について 議案第21号 越前市都市公園条例の一部改正について 議案第22号 越前市住みよい街づくり推進条例の一部改正について 以上4案につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本4案につきましては、去る3月9日及び10日に委員会を開き、関係理事者の出席を求めて審査をいたしました。 審査に当たりましては、議案第20号北陸新幹線新駅周辺地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について、委員から、地域の特性に応じた都市機能、都市環境の確保を目的としているということだが、遊戯施設風俗施設など制限される施設について、条例上、明記すべきではないかただされました。 理事者からは、この条例は建築基準法の別表を引用する形で規制される施設については示している。また、まちづくりガイドラインにおいても、より分かりやすい形で規制施設を列挙していることから、用途制限の周知についてはクリアされているものと考えているとの答弁がなされました。 また、委員からは、虫食い状態での開発を防ぎたいとの意向が示されているが、現実的には虫食い状態になってくるものと思われるが、市の考えを再度確認したいとただされました。 理事者からは、エリアが広大であることから、段階的に開発済みの土地と未開発の農地が生じることが想定されるものの、三方農地のような飛び地での開発は農振除外により防止し、また宅地と農地が隣接するような場合であっても3メートル以上の離隔により緩衝部分を確保することや、北側斜線制限により日照を確保することで営農に配慮した開発を進めたいとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、開発者には地権者、隣接営農者としっかり協議、調整しながら開発を進めるよう、市として指導されたいとの要望がなされました。 以上、審査に当たり特に論議のあった点を申し上げましたが、審査の結果、4案いずれも原案どおり可決とすべきものと決しました。 以上、産業建設委員会の審査結果を御報告いたします。 ○議長(三田村輝士君) 各委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
    ○議長(三田村輝士君) 討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本8案については委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 異議なしと認めます。 よって、議案第14号、議案第15号、議案第16号、議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第21号及び議案第22号の8案はいずれも原案どおり可決されました。  ================ △日程第10 議案第23号 ~ 日程第12 議案第28号 ○議長(三田村輝士君) 日程第10議案第23号工事の請負契約についてから日程第12議案第28号財産の取得についてまでの3案を一括して議題といたします。 本3案に関し、各委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小玉産業建設委員長。 ◆産業建設委員長小玉俊一君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました産業建設委員会に付託されました 議案第23号 工事の請負契約について 議案第24号 市道路線の変更について 以上2案につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本2案につきましても、去る9日及び10日の委員会において、関係理事者の出席を求めて審査をいたしました。 審査に当たりまして、議案第24号市道路線の変更について、委員からは、市の管理能力には限界がある以上、市道路線の範囲を縮減し、必要な箇所を集中的に整備すべきではないかとただされました。 理事者からは、限られた予算の下、効果的、効率的な整備を行う必要性は認識している。市道の廃止については地元の理解を得る必要があり、また歴史的な背景をもって市道認定されている路線もあることから、市道の縮減は簡単でないと考えているが、市道延長の増加は抑えていきたいとの答弁がなされました。 以上、審査に当たり特に論議のあった点について申し上げましたが、審査の結果、2案いずれも原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、産業建設委員会の審査結果の御報告といたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 吉田教育厚生委員長。 ◆教育厚生委員長吉田啓三君) 〔登壇〕 ただいま議題となっておりますうち、教育厚生委員会に付託されました 議案第28号 財産の取得について 教育厚生委員会の審査の結果を御報告いたします。 本案につきましても、去る5日及び8日の委員会において、関係理事者の出席を求めて審査をいたしました。 審査に当たりましては、委員からは、50年に一度のまちづくりで財政負担を強いられている中、水泳場の建設について財源的な担保は取れているのかただされました。 理事者からは、財源の2分の1は国庫補助で、既に内示も出ている。また、競技用備品のうち5分の4はスポーツ振興くじtotoの補助、子供の屋内遊具設置に県補助を受ける予定となっているとの答弁がなされました。 また、別の委員からは、水泳協会との情報共有はどのように行われているのかただされました。 理事者からは、令和2年3月に公募設置等計画選定委員会を組織した際に市水泳協会から委員を推薦していただき、当初から公募指針案や提案内容について評価、審査していただいている。また、今回の設計案についても説明し、了解をいただいているとの答弁がなされました。 また、別の委員からは、建物の共有部分に占める事業者の持分割合は47%とのことだが、土地の持分の考え方はどのようになっているのかただされました。 理事者からは、土地については、事業者が所有する建物の建っている部分について、市の土地を占有することになるので使用料を市に納めてもらうということになるとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、土地の使用料及び施設の利用料金については、事業者とどのような取決めになっているのかただされました。 理事者からは、土地の使用料については、市の行政財産使用料に基づき、広場部分と施設の事業者が占有する部分について納めていただくことで了解を得ている。施設の利用料金については、事業者に入ることになっているとの答弁がなされました。 以上、審査に当たり特に論議のあった点を申し上げましたが、審査の結果、本案につきましては原案どおり可決すべきことといたしました。 以上、教育厚生委員会の審査結果の御報告といたします。 ○議長(三田村輝士君) 各委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本3案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本3案については委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 異議なしと認めます。 よって、議案第23号、議案第24号及び議案第28号の3案はいずれも原案どおり可決されました。  ================ △日程第13 議案第2号 ○議長(三田村輝士君) 日程第13議案第2号令和2年度越前市一般会計補正予算第15号を議題といたします。 本案に関し、各委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 吉田教育厚生委員長。 ◆教育厚生委員長吉田啓三君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第2号令和2年度越前市一般会計補正予算第15号のうち、予算付託表に従い教育厚生委員会に付託されました部分につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本件につきましても、去る5日及び8日の委員会において、関係理事者の出席を求めて審査をいたしました。 審査に当たりましては、まず歳出第3款民生費中、3項生活保護費、2目扶助費に計上された生活保護事業について、委員からは、医療扶助費の積算方法についてただされました。 理事者からは、前月の医療費扶助と前年度の医療費扶助の動向を見て積み上げている。糖尿病患者等の医療費が大きく、年々増えているため、来年度において、生活習慣病予防対策を含む健康管理支援事業を強化していく予定であると答弁されました。 これに対し、委員からは、ぜひ予防対策にしっかり取り組んでほしいとの要望がなされました。 次に、第10款教育費中、2項小学校費、3目学校建設費に計上された小学校施設営繕事業について、委員からは、北日野小学校屋内運動場の改修内容についてただされました。 理事者からは、車椅子対応としてスロープの設置やトイレの改修、床の研磨及び塗装、水銀灯からLED照明への交換などであるとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、今回の改修に際して各種団体から要望が出ているが、要望どおりになっているのかただされました。 理事者からは、ほぼ要望に沿った形で工事する予定になっており、例えば新型コロナウイルス対策という要望に対し、網戸を設置する対応としているとの答弁がなされました。 次に、同じく教育費中、6項保健体育費、3目体育施設費に計上されたスポーツ施設管理運営事業のうち、武生中央公園水泳場取得費について、委員からは、全ての学校のプール学習中央公園の水泳場を使用するのかただされました。 理事者からは、時間の調整は必要だが、全ての学校を受け入れることは可能である。ただし、プールを使用できる学校があるので、徐々に移行していくことを想定しているとの答弁がなされました。 次に、同じく3目体育施設費に計上されたスポーツ施設管理運営事業のうち、庁用備品費について、委員からは、サーモグラフィーを8台購入するということだが、スポーツ施設への整備は完了かただされました。 理事者からは、AW-Iスポーツアリーナや水泳場などおおむね不特定多数の利用者が見込まれる施設を想定して設置する予定であるとの答弁がなされました。 また、別の委員からは、明確な設置基準に基づいて設置するのかただされました。 理事者からは、手動の体温計では時間がかかって結果的に密になってしまうことを避けるため、設置する施設を決め、予算を要求したとの答弁がされました。 これに対し、委員からは、施設全体で設置基準を統一し、新型コロナウイルス対策をしっかり考えてほしいとの要望がなされました。 以上、審査に当たり特に論議のあった点を申し上げましたが、審査の結果、本件につきましては原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、教育厚生委員会の審査結果の御報告といたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小玉産業建設委員長。 ◆産業建設委員長小玉俊一君) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案第2号のうち、予算付託表に従い産業建設委員会に付託されました部分について、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本件につきましても、去る9日及び10日の委員会において、関係理事者の出席を求め、審査をいたしました。 審査に当たりまして、まず歳出第2款総務費中、1項7目企画費に計上されたふるさと納税推進事業について、委員からは、ふるさと納税による納税額が増額となったとのことだが、その原因をどのように考えているかただされました。 理事者からは、全国的な傾向として、コロナ禍における巣籠もり需要により増加したものと判断しているとの答弁がなされました。 これに対して、委員からは、コロナウイルスの影響で市内各事業所が疲弊する中、応援の意味も含め、返礼品を新たに追加するといった取組はなされているのか重ねてただされました。 理事者からは、市内事業者支援の商品として、休校措置による学校給食で使用できなくなった卵や、来客が激減した農園のサクランボを返礼品として特集で出品したところ、卵については全国的に人気を博しているところであるとの答弁がなされました。 次に、歳出第2款総務費中、1項13目庁舎等建設費に計上された本庁舎建設事業に関連して、委員からは、庁舎前ひろばを含めた新庁舎の完成が見えてきた中、再現された石垣について、当初のイメージから大きく乖離しているように見受けられるが、どのような事業が進められたのかただされました。 理事者からは、昨年度提出された庁舎前ひろば整備・利用検討会議からの報告書に基づき、整備・利用検討会議のアドバイザーの監修を受けながら整備を行ったとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、越前国府の跡地としての歴史が再現されていないのではないかと重ねてただされました。 理事者からは、再現するのではなくイメージを表現したものであり、安全性の観点等も考慮しながら整備したものであるとの答弁がなされました。 次に、歳出第7款商工費中、1項3目の工業振興費に計上された各事業について、各委員から、コロナウイルスの影響で各種イベント等が実施できず、多くの事業で減額補正となっているが、事業が実施できなかったからこそ事業全体の要不要を精査し直し、新たに見えてきた部分はあるのかただされました。 理事者からは、ウイズコロナ、アフターコロナを見据える中で、感染症対策という費用、労力が増えている。次年度については、今年度縮小開催となった千年未来工藝祭などウェブ上での情報発信、商品販売を進め、国内だけではなく海外への販路拡大も目指し整備を進めるなど、逆にチャンスを捉え、取り組んでいきたいとの答弁がなされました。 次に、歳出第8款土木費中、2項5目の除雪対策費に計上された道路除雪対策事業における除雪業務委託料について、委員からは、3年前の豪雪時に生じた問題は解決されたのか、また今年の除雪業務にどのように生かされたのかただされました。 理事者からは、平成30年2月の大雪を受けて、道路無雪化事業整備計画を1年前倒しして改定しており、その計画に沿って中心市街地と東部地域を結ぶ戸谷片屋線を中心に整備を進めているところである。また、市内を7つのブロックに分け、除雪担当業者が相互に支援できる体制を構築してきた。今年の降雪の際には、計画に基づいて整備を進めた消雪設備や業者の除雪体制により、深刻な渋滞が生じなかったものと考えているとの答弁がなされました。 以上、審査に当たり特に論議のあった点について申し上げましたが、審査の結果、本件につきましては原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、産業建設委員会の審査結果の御報告といたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小形総務委員長。 ◆総務委員長(小形善信君) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案第2号のうち、予算付託表に従い総務委員会に付託されました部分につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本件につきましても、去る11日及び12日の委員会において、関係理事者の出席を求めて審査をいたしました。 審査に当たりましては、まず歳出第2款総務費中、1項8目自治振興費に計上された地域自治振興事業交付金について、委員からは、1月の降雪に伴う狭隘道路除雪費用分の追加補正とのことだが、実際にどれくらいの方が狭隘道路の除雪に従事したのかただされました。 理事者からは、これまで狭隘道路の除雪の実績については報告を求めていなかったが、今年度、自治連合会と協議の上、町内に狭隘道路がある区長に対し、今年1月の狭隘道路除雪の実働について調査依頼を出したところであり、調査結果がまとまり次第、御報告したいとの答弁がなされました。 これに対し、他の委員からは、狭隘道路除雪に関し、区長の意見も記入できるような調査内容となっているのかただされました。 理事者からは、調査内容としては市が除雪指示を出した日に狭隘道路の除雪がなされていたかどうか状況を伺うほか、調査票に記入欄は設けていないが、区長が狭隘道路の除雪に関して課題と思われていることも含めてヒアリングしているとの答弁がなされました。 さらに、他の委員からは、狭隘道路除雪費用の単価は1メートル30円ということだが、業者が担う市道の除雪費と同等では安過ぎるのではないか。高めに設定すべきではないかとただされました。 理事者からは、自治振興会からも単価について御意見をいただいているところであり、実態を把握した上で、令和3年度は自治連合会と共に地元住民の負担軽減につながるよう、建設部と連携し研究に取り組んでいきたいと考えているとの答弁がなされました。 次に、同じく総務費中、1項10目情報化推進費に計上された情報機器設定業務委託料について、委員からは、外部インターネット接続用端末50台を整備するということだが、どのように活用するのかただされました。 理事者からは、本庁業務における新型コロナウイルス感染症の危機管理対策の一つとして、本庁を中心とした各課に1台もしくは2台整備する予定である。使用方法としては、例えば職員が感染すると濃厚接触者など周辺の職員についても一定期間、自宅などで業務を行う必要が生じる場合に、本端末を使い、庁舎ネットワークに接続して業務を続けることが可能となる。また、国や県、他自治体や企業等とのウェブ会議に使用できるほか、庁内の内部会議についても、一部屋に集まらずに分散してウェブ会議で代替できるなど、職員の感染対策のためのウェブ会議用の接続端末としても使用したいと考えているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、感染症対策として有効な対策かと思うが、庁内で扱う情報についての情報漏えい対策は問題ないのかただされました。 理事者からは、外部からのリモートワークとして使用する場合は、J-LIS(地方公共団体情報システム機構)が地方自治体に提供しているテレワークシステムを使ってリモートで端末を操作をすることが可能となるものであり、外部へデータを持ち出すものではないとの答弁がなされました。 以上、審査に当たり特に論議のあった点を申し上げましたが、審査の結果、本件につきましては原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、総務委員会の審査結果の御報告といたします。 ○議長(三田村輝士君) 各委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する各委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本案については各委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 異議なしと認めます。 よって、議案第2号は原案どおり可決されました。  ================ △日程第14 議案第3号 ~ 日程第17 議案第6号 ○議長(三田村輝士君) 日程第14議案第3号令和2年度越前市国民健康保険特別会計補正予算第3号から日程第17議案第6号令和2年度越前市下水道事業会計補正予算第2号までの4案を一括して議題といたします。 本4案に関し、各委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 吉田教育厚生委員長。 ◆教育厚生委員長吉田啓三君) 〔登壇〕 ただいま議題となりましたうち、教育厚生委員会に付託されました 議案第3号 令和2年度越前市国民健康保険特別会計補正予算第3号 議案第4号 令和2年度越前市介護保険特別会計補正予算第3号 以上2案につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本2案につきましても、去る5日及び8日の委員会において、関係理事者の出席を求めて審査いたしました結果、2案いずれも原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、教育厚生委員会の審査結果の御報告といたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小玉産業建設委員長。 ◆産業建設委員長小玉俊一君) 〔登壇〕 ただいま議題となっております産業建設委員会に付託されました 議案第5号 令和2年度越前市水道事業会計補正予算第2号 議案第6号 令和2年度越前市下水道事業会計補正予算第2号 以上2案につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本2案につきましても、去る9日、10日の委員会におきまして、関係理事者の出席を求め、審査をいたしました結果、2案いずれも原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、産業建設委員会の審査結果の御報告といたします。 ○議長(三田村輝士君) 各委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本4案に対する各委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本4案については各委員長の報告どおりに決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 異議なしと認めます。 よって、議案第3号、議案第4号、議案第5号及び議案第6号の4案はいずれも原案どおり可決されました。  ================ △日程第18 議案第7号 ○議長(三田村輝士君) 日程第18議案第7号令和3年度越前市一般会計予算を議題といたします。 本案に関し、各委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 吉田教育厚生委員長。 ◆教育厚生委員長吉田啓三君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第7号令和3年度越前市一般会計予算のうち、予算付託表に従い教育厚生委員会に付託されました部分について、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本件につきましても、去る5日及び8日の委員会において、関係理事者の出席を求めて審査をいたしました。 審査に当たりましては、まず第2款総務費中、3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費に計上された個人番号カード交付事務事業について、委員からは、新しく交付窓口を整備するとのことだが、流れや役割はどのようになっているのかただされました。 理事者からは、本人から申請をいただき、高齢者にも負担となる申請書の記入、写真の貼付けについては、負担軽減と密を避けるためにもサポート業務として委託している。申請後は、交付台帳を整備し、後日交付となるが、本庁舎1階では混雑が予想されることから、6月から3階の特設会場で交付することとなるとの答弁がなされました。 また、別の委員からは、令和7年度末までに全市民の取得を目指すとのことだが、マイナンバーカードの取得は任意でありながら、マイナンバーカードがないと様々なサービスが受けられない状況がつくり出されつつある。カード所有の有無で行政サービスに格差が出るのではないかただされました。 理事者からは、今後もマイナンバーカードの有無により行政サービスが受けられないということはない。国は、令和4年度までに全国民がマイナンバーカードを取得するという目標を掲げているが、申請を受け付ける現場では現実的ではなく、市独自に令和7年度末までの5年間を目標としている。マイナンバーカードについては、ほかのカードと同様、利便性、効率性、経済性が大きいと市民が判断され申請されているものと考えているとの答弁がなされました。 また、別の委員からは、マイナンバーカード取得の年間目標値についてただされました。 理事者からは、今年度の見込みは8,000件ほどであるが、来年度からは、5年間、毎年1万4,000件ずつが目標であるとの答弁がなされました。 次に、第3款民生費中、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費に計上された民生児童委員関連事業について、委員からは、福祉六法事務委託料の増減と、民生児童委員の地域での役割についてただされました。 理事者からは、委託料については研修費を30万円減額し、地区民生児童委員協議会などで市政出前講座による研修を実施していただく等の工夫をした結果である。民生児童委員の役割については、地域での見守り等のほか町内福祉連絡会の開催、市社会福祉協議会事業との連携等を担っていただいており、中でもプライバシーに深く介入する、困難な、また緊急の事案については、市に速やかに連絡、相談し、対応に結びつけていただいているとの答弁がなされました。 また、別の委員からは、民生児童委員の配置数は適正かどうかただされました。 理事者からは、国の配置基準に基づき、人口10万人以下の市については120世帯から280世帯に1人と定められており、区長から要望があれば、国、県に増員を要望しているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、民生児童委員だけでは見守り体制の構築は困難だと思うが、連携体制はどのようになっているのかただされました。 理事者からは、福祉推進員を50世帯に1人の割合で配置し、社会福祉協議会と連携して町内の見守り体制を構築しているとの答弁がなされました。 次に、同じく5目老人福祉費に計上されました養護老人ホーム措置事業について、委員からは、太子園は現在、定員50人中39人が入所しているとのことだが、生活保護が入所の基準となっていると聞いた。基準を緩めることはできないのかただされました。 理事者からは、措置は生活保護を基準にしているわけではなく、環境や経済的な事情など基準に該当していることが前提である。しかし、現実には家族の同意が取れないなど難航する案件は多いとの答弁がなされました。 また、別の委員からは、入所者数が減り、措置費で運営している施設は大変だが、行政は支援しないのかただされました。 理事者からは、養護老人ホームの入居者数は全国的に減少傾向にあり、他市にも同じような施設はあるので、他市の状況も研究していきたいとの答弁がなされました。 次に、同じく民生費中、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費に計上された児童相談事業について、委員からは、支援対象児童等見守り強化事業補助金の実績についてただされました。 理事者からは、児童館、民生児童委員、学習支援拠点、子ども食堂等と連携して児童虐待防止を図るための様々な支援活動が行われた。具体的には、児童館では職員の子供を見守る視点が定着し、気がかりな子供を子ども相談室につなげる体制づくりを構築できた。民生児童委員は、定期的な訪問を実施し、適切な支援につないできた。地域の学習拠点や子ども食堂では、食事を介して家庭状況や子供の悩みを把握することができ、市の要保護児童対策地域協議会で把握できていなかった気がかりな家庭の孤立化を防ぐことができたとの答弁がなされました。 また、別の委員からは、学習支援拠点などには来ない本当に困っている子供の把握はどのようにしているのかただされました。 理事者からは、学校や子どもの相談室から子供や保護者に働きかけているが、なかなか来てもらえない状況であるとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、学習支援拠点などに来ない世帯の方が問題を抱えていると思うので、積極的に保健師が訪問するなど、市の対策を充実してほしいとの要望がなされました。 次に、第10款教育費中、1項教育総務費、3目教育指導費に計上された教育情報化推進事業について、委員からは、タブレット端末を使用することについて、教員への研修はどのように行うのかただされました。 理事者からは、各学校で学習会を開催する予定になっており、その中で効果的な使い方を探ってもらうことになる。また、新しい学習支援ソフトは従来使用していたものに似たソフトを入れているので、使用に支障はないものと考えているとの答弁がなされました。 また、別の委員からは、全員がタブレット端末を使用するようになると、使用方法が分からない子供が出てくるのではないか、その対応はできるのかただされました。 理事者からは、既に5人に1台の割合で使用しているため、触るだけで分かる段階にある。マニュアルを読まなくても直感的に分かるようなソフトを教員と一緒に選んでいるので、問題はないものと考えているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、人間は五感で生きているので、バーチャルに頼りっきりにしないようにしてほしいとの要望がなされました。 次に、同じく教育費中、2項小学校費、2目教育振興費に計上された嶺南嶺北体験・探究活動支援事業負担金について、委員からは、事業の詳細についてただされました。 理事者からは、嶺北の学校が嶺南に、嶺南の学校が嶺北に校外学習に行く場合に、その移動に係る高速道路の料金と高速道路区間中のガソリン代を市が負担するものであり、その財源は10割が県の補助金であるとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、事前学習をしてから行くことになると思うが、教員の負担にならないのかただされました。 理事者からは、通常どこに行く場合でも事前学習を行っており、事前に学習することで子供たちの学びも深まる。子供の学びを最優先に考えて校外学習を行っているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、バスだけではなく公共交通機関の使用も考えてほしいとの要望がなされました。 次に、同じく教育費中、6項保健体育費、2目体育振興費に計上された令和3年度全国高等学校総合体育大会開催事業について、委員からは、負担金の支出先についてただされました。 理事者からは、各会場を受け持つ市町のスポーツ担当課が事務局を担い、競技委員会を組織し、大会の準備、運営を行うことになっている。越前市ではフェンシング競技委員会を組織しているので、そこに支出することになるとの答弁がなされました。 また、別の委員からは、大会における新型コロナウイルス対策はどのように考えているのかただされました。 理事者からは、全体のガイドラインが国から出ているので、それを参考に、十分に気をつけて実施していくとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、早めの対応を行い、宿泊のことも含めて体制を整えてもらいたいとの要望が出されました。 また、別の委員からは、子供たちの思い出に残る大会になるよう運営してほしいとの要望がなされました。 本件の採決に当たっては、第2款総務費中、3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費に計上された個人番号カード交付事務事業について、委員からは、マイナンバー制度の導入目的は社会保障の抑制であり、納めた税や保険料に相当する対価を受け取るだけの仕組みに変質させて、自助が優先され、自己責任に後退させるものである。カードを持たない場合に不利益となるような事業の執行については反対であり、国民の権利としての社会保障を守るために、マイナンバー制度は廃止すべきであるとの理由により、本件に反対するとの討論がなされました。 採決の結果、本件につきましては、賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、教育厚生委員会の御報告といたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小玉産業建設委員長。 ◆産業建設委員長小玉俊一君) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案第7号のうち、予算付託表に従い産業建設委員会に付託された部分につきまして、委員会の審査結果の御報告をいたします。 本件につきましても、去る9日及び10日の委員会において、関係理事者の出席を求め、審査をいたしました。 審査に当たりまして、まず歳出第4款衛生費中、2項1目組合清掃費に計上された南越清掃組合分担金について、委員からは、新ごみ処理施設が完成したことで分担金が増加しているとのことだが、今後の分担金額の見通しをどのように考えているのかただされました。 理事者からは、新施設は従来のものよりも高性能で、環境にも配慮したものとなっているが、反面、24時間運転など運営管理費が旧施設よりも高額なものとなることは避けられない。ごみの分別、資源回収などごみの減量化をさらに推進することで、ごみ処理に係る経費の削減に努めていきたいとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、市民へのごみの減量、ごみの分別に向けたさらなる意識づけが必要であり、環境基本計画の策定も併せて取組に努められたいとの要望がなされました。 次に、歳出第6款農林水産費中、1項3目農業振興費について、委員からは、全国的にスマート農業という言葉がはやっており、県内でも取り組んでいるところがあると聞いている。現在、越前市でも農地を集積する担い手はいるが、高齢化しており、これを推進する考えはないのかただされました。 理事者からは、各種部会や研修の場において、従事者の方に働きかけているところである。また、中山間営農継続支援事業の一環として、ラジコンを利用した草刈りやドローンによる農薬散布など、スマート農業の一つとして県の補助を受けながら一歩ずつ進めているところであるとの答弁がなされました。 また、ほかの委員からは、スマート農業について、若者の農業従事に向けたアピールにもなると思うが、関係機関と協力し、研究会を立ち上げるなどといった考えはないのかただされました。 理事者からは、県のほうで、園芸のスマート農業に力を入れており、昨年、丹南を含んだスマート農業に関する協議会が立ち上がっている。電気料金が低廉な県の特性を生かし、大規模なスマート農業を施策として県が推し進めていることから、それと併せて検討していきたいとの答弁がなされました。 次に、歳出第7款商工費中、1項3目工業振興費に計上された企業誘致事業における官民連携プロジェクト推進支援業務委託料について、委員からは、行政だけが先行し、市民がついていっていないような印象を受けているが、その心配についてどのように考えているかただされました。 理事者からは、議会に対して説明をし、一般質問でも答弁している。その後、地元に説明に入り、5町内の区長、区の役員と話をする中、改めてプロジェクトやオープンイノベーションの概要について説明したところである。今回、サウンディング調査が入ることについて、了解を得るべく説明をし、事業者との協議内容等についてもしっかりとフォローしていく旨の話をしたところ、特に異論や反発を受けることはなかった。事業内容等について周知が足りないという声もあったところからすると、一歩進んだのではないかと考えているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、議会に対しても再度説明する機会があるのか重ねてただされました。 理事者からは、3月議会終了後、3月23日に議会から説明を求められているので、改めて説明を行いたい。また、地元にも同様に説明を行っていく予定であり、分かりやすい説明に努めたい、また助言や質問も承りたいとの答弁がなされました。 次に、歳出第8款土木費中、2項2目の道路橋梁維持費に計上された単独道路維持改修事業における道路施設等維持管理業務包括委託について、委員からは、万が一管理委託した市道の補修等に瑕疵があり事故等が発生した場合、責任の所在はどのようになるのかただされました。 理事者からは、受託業者が原因で事故が生じたのであれば、その業者が責任を負うことになるが、業務委託者である市においてもその責務は免れないものと考えているとの答弁がなされました。 委員からは、道路維持管理は、公園等の管理と比べ危険頻度が高いことから、市としてもその事実を認識し、受託業者への指導、管理を徹底されたいとの要望がなされました。 なお、これらの審査の経過を踏まえ、お手元に配付いたしましたとおり、本委員会としての附帯決議をいたし、これに付することを決しましたので、併せて内容を御報告いたします。 まず、附帯決議案を朗読させていただきます。 議案第7号令和3年度越前市一般会計予算に対する附帯決議。第7款商工費、1項3目工業振興費における1企業誘致事業の官民連携プロジェクト推進支援業務委託料について、本事業は越前市の将来を左右するものである。しかしながら、現状は行政が先行しており、官民連携プロジェクトの趣旨に照らし合わせ、地元住民、市民に対する説明を十分にするため、下記のことを遵守すること。 1、官民連携プロジェクト推進支援業務受託者の調査事業プロセスを逐次、地域住民をはじめとする市民に公表すること。 2、地域住民をはじめとする市民、市、調査業務受託者、サウンディング調査対象事業者の連携を密にすること。 以上、附帯決議をする。令和3年3月10日。産業建設委員会。 決議内容は以上のとおりですが、決議をするに至った理由といたしましては、北陸新幹線南越駅(仮称)の周辺まちづくりに係る事業は、越前市の将来を大きく左右する重要なものであり、瓜生産業団地の失敗を繰り返さないためにも、地元住民、市民に対する説明を十分に行い、意見をいただく中、官民連携プロジェクトという趣旨を踏まえ、同事業を成功に導いてほしいとの思いから決議に至ったものであります。 以上、審査に当たり特に論議のあった点及び委員会で附帯決議を付した点について御報告を申し上げました。 審査の結果、本件につきましては原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、産業建設委員会の報告といたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小形総務委員長。 ◆総務委員長(小形善信君) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案第7号のうち、予算付託表に従い総務委員会に付託されました部分につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本件につきましても、去る11日及び12日の委員会において、関係理事者の出席を求めて審査をいたしました。 審査に当たりましては、まず歳出第2款総務費中、1項1目一般管理費に計上された財政一般事務費の印刷製本費について、委員からは、主に予算書の印刷製本費とのことだが、本市ではタブレットを導入している中で、他の予算科目においても印刷製本費の計上が見受けられる。タブレットの導入は、印刷製本費を抑えるという目的もあったと思うが、予算策定に当たり、紙の削減についてはどのくらい反映されているのかただされました。 理事者からは、タブレット導入から4年近くたつが、導入前に比べ、議会で配付する紙資料や職員の会議資料が大きく削減された。各種計画についても、以前は100冊、200冊単位で印刷していたが、現在は極力削減している。ここで計上している印刷製本費は、国、県などへ提出する要望書や予算書、決算書等、タブレットでは閲覧しにくい厚みのある資料の印刷であるが、今後のIT化の状況を見ながら、適切な閲覧システムの開発が進めば、順次対応を進めていきたいと考えているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、予算額を算定するに当たり、何%の削減ができているのかただされました。 理事者からは、印刷製本費については毎年度できる限りの削減に努めており、財務課としては、印刷製本費も含めた一般財源を、全体の中で年間1%減となるよう予算査定を行っているとの答弁がなされました。 次に、同じく総務費中、1項1目一般管理費に計上された職員研修事業については、委員からは、研修事業に739万円の予算が計上されているが、人材育成のためには研修だけでなく民間企業が行っているようなOJT(職場内訓練)や職員との面接、人事評価制度の取組が重要であり、予算もかからず、コロナ禍においても有効なものと考えるが、取組はされているのかただされました。 理事者からは、OJTについては、各所属単位で行っている職場内研修として、所属長が中心となり、経験の浅い若手職員や異動して間がない職員等に対し、日常業務を通して実務上の知識の習得や人間関係の円滑化を図るために日頃から実施しているほか、市独自の研修として、行政管理課が中心となり、職員の様々な研修を計画的に実施している。 人事評価については、人材育成を主眼に置いて実施しており、年度初めに所属長が所属職員全員に対し面談を行い、1年間の目標や取組をヒアリングしている。年度後半には所属長が所属職員の評価を行い、再度面談を行う中で本人に対し評価結果を開示して、本人への気づきを促すような指導、助言を行っているとの答弁がなされました。 これに対して、委員からは、日頃からOJTを実施し、分からないことはすぐ聞けるような職場のムードづくりがされているかどうかしっかりとチェックしていただきたい。研修ばかりでなく職場内での気づきを深めていただき、メンタル面への配慮も含め、職員の能力、やる気を伸ばしていってほしいとの要望がなされました。 次に、同じく総務費中、1項総務管理費に計上された3目広報費について、委員からは、広報発行事業や市政PR事業などの4つの事業が計上され、予算も例年どおりとなっているが、令和3年度、新たな取組等はあるかとただされました。 理事者からは、事業内容が大きく変わるものはないが、市広報紙については全ページフルカラー刷りに変更するほか、今年1月から企画制作の委託業者が替わったこともあり、より見やすく親しんでいただける広報となるよう工夫しているところである。また、様々な媒体を使った情報発信に取り組んでおり、シティプロモーションの映像を活用するほか、今年度、新採用職員が越前和紙を使った扇子でコロナ対策のPRのため作成した映像を情報発信するなどしているが、職員の工夫を凝らした情報発信ができるような取組も行っていきたいとの答弁がなされました。 これに対して、委員からは、市民からは、市のPRが足りないのではないかという声も聞く。何か目新しい取組を期待するが、SNSや動画サイトを活用した取組についてはどう考えているのかただされました。 理事者からは、現在SNSや越前市情報アプリえっつぶなどを活用しているが、課題として、市民が情報発信ツールなどを登録していただかないと情報が取得できないという点がある。市の情報を適時提供できるような方法がないか、事業者にも相談しながら研究していきたいとの答弁がなされました。 次に、同じく広報費に計上された行政情報番組制作放送事業について、委員からは、たんなん夢レディオの委託料約90万円を計上しているとのことだが、越前市の一部にしか放送が届いていないのではないかただされました。 理事者からは、御指摘のとおり、白山、坂口、服間地区で電波が弱い場所があると認識している。対策としては、放送と同時に動画サイトでもライブ配信を行っており、放送対象地域外からもパソコンやスマートフォンで聴取が可能となっている。ラジオやテレビに限らず、受け手によって情報の媒体が多様化していることを検討課題とし、今後取り組んでいきたいとの答弁がなされました。 次に、同じく総務費中、1項7目企画費に計上されたまちづくり事業基金積立金について、委員からは、積立金の内容についてただされました。 理事者からは、北府駅鉄道ミュージアムに係る令和4年度に実施する事業に充当するために、令和3年度においてクラウドファンディングを行い、まちづくり事業に積み立てるものであるとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、北府駅鉄道ミュージアムの整備計画では、令和2年度中に用地取得が行われ、令和3年度4月から工事に入る予定となっているが、用地取得は問題なく進んでいるのかただされました。 理事者からは、令和2年度中に用地取得と建物の補償を行う予定であったが、事業認定に時間を要していることから、その分の予算は令和3年度に繰越しを行うとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、北府駅鉄道ミュージアムに期待している市民も多いので、引き続き計画の遂行に尽力いただきたいとの要望がなされました。 次に、同じく総務費中、2項2目徴税費に計上された納税通知書封入作業委託料について、委員からは、税関係を含め、これまで手作業で封詰めしていた通知物等を徐々に機械による封入封緘業務に委託していくと聞いているが、ここに計上されている委託料はその対象ではないのか。また、税務課が発送する通知に関し、今後機械による封入封緘はどのようなスケジュールで実施するのかただされました。 理事者からは、本委託料は6月に発送する市県民税の当初課税通知分であり、本通知に関しては課税事務のスケジュールの関係により、機械による封入封緘では行わず、これまでどおり手作業による封入封緘業務の委託料を計上している。機械による封入封緘については、今年4月の固定資産税、5月の軽自動車税、7月の国民健康保険税、10月の市県民税の月次変更分の通知等について順次実施する予定となっているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、外国人市民は異動も多く、発送した通知の中には、宛名不明で戻ってくるものも多いと思われるが、年間どれくらいの返戻があり、どのように対応しているのかただされました。 理事者からは、税務課においては、令和2年度で158件の郵便物の返戻があった。返戻の対応としては、現地調査を行ったり関係各課の情報を確認するなどの調査を行い、再送付先が判明したものについては再送付し、それでも転居先が不明な場合に公示送達を行っているとの答弁がなされました。 これに対して、委員からは、以前は税務課と収納課が1つの課であったのが2つの課に分かれた経緯があるが、以前のようなスムーズな連携は取れているのかただされました。 理事者からは、旧庁舎のときも税務課と収納課は同じフロアにあり、新庁舎後もその形は変わっておらず、お互いに情報共有を行いながら連携して業務に当たっているとの答弁がなされました。 本件の採決に当たりましては、委員からは、特急・新幹線対策事業について、福井県民、越前市民として、新幹線に関する追加負担を求められることには到底納得ができず、国の責任で負担すべきである。今般のコロナ禍において、急を要する必要な支援は多岐にわたり存在しており、市民が望む分野にもっと予算を割くべきであるとの考えから反対するとの討論がなされましたが、採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、総務委員会の審査結果の御報告といたします。 ○議長(三田村輝士君) 各委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可をいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) 〔登壇〕 私は、日本共産党議員団を代表しまして、今議会に上程されました議案第7号令和3年度越前市一般会計予算に反対する立場から討論をいたします。 主に2つの反対理由があります。 まず第1に、マイナンバーカード推進関連事業についてです。 マイナンバーカードの円滑な交付を促進するために臨時窓口を設置し、交付率向上を目指すため、交付体制の構築に係る所要額が計上されました。令和7年度末までに全市民の取得を目指すとしています。現政権ではデジタル化を看板政策に掲げ、今後の実行計画では、運転免許証など各種免許、国家資格とマイナンバーカードとの一体化など、マイナンバーカードとサービスとの連携を進めるとしています。 しかしながら、こうした一連の施策は、マイナンバーカードがないと公的サービスを含めた様々なサービスが受けられない状況をつくり出していきます。任意だとしながらも、実質的にカード取得を強要することにもつながりかねません。したがって、カードを持たない市民に不利益が出ないのか、使えない人は置いてけぼりにされないかが危惧されるところです。デジタル化の大前提はこのような情報格差を是正することです。その技術を使える人と使えない人の間で行政サービスに公平性を欠くことがあってはなりません。 もともと財界が求めてきたこのマイナンバー制度であります。その狙いは、公正な給付と負担の名の下、社会保障の給付抑制を実行し、国の財政負担、大企業の税、保険料負担を削減していくことにあります。したがって、国民の権利としての社会保障を守ることとマイナンバー制度は相入れることはできません。 2つ目に、北陸新幹線関連事業です。 市の建設費負担において、前回、増数の6.7億円だったものが、今回7億円と3,000万円も追加負担されるといいます。また、並行在来線開業までのスケジュールの見直しについても1年遅延との説明がありました。 一方で、フォレストシティ&越前市版スマートシティの実現イメージについての論議がこのところ進行しております。今3月定例会でも何人かの同僚議員が新幹線(仮称)南越駅周辺整備やまちづくりについて、先端産業ゾーンを中心とした未来創造ゾーンのイメージ図を基に質問をしました。担当部署からの説明にもあったように、現実的な問題として、新幹線が二、三年後開通したとしても、並行在来線含め、その先の収支見通しは依然厳しく、五里霧中になっております。また、これまでの特急存続は難しく、近畿、中京圏などへのアクセスの便も悪くなってきます。 当初、私たちには現在のサンダーバードと変わらない利便性が提供されるとして、敦賀までの新幹線開業時に敦賀駅で乗換えが生じないよう、新幹線の線路と現在の線路の両方を走ることができるフリーゲージトレインの開発が前提という話でありました。そもそも新幹線敦賀駅工事が現在のように複雑な構造になり費用が膨らんだ大きな要因は、フリーゲージトレイン導入を国が断念したことにあります。こういった現実を直視すればするほど、さきのイメージと大きなギャップを生じます。 私たちは、福井県民、越前市民として不便になる新幹線のために次々と追加負担を求められることに対し、到底納得できるはずもありません。そして、関連費として毎年億単位の巨額予算をつぎ込んで、国の巨大プロジェクトにある意味従順的に突き進んでいくことの怖さを強く感じます。このような一種不要不急たる事業は、いつでもどこでも一般庶民の利益には程遠く、えてして地元地域と程遠い財界の利益になっていくのが通例です。地元への恩恵として滴り落ちるにもほどがあります。 他方、今般のコロナ禍にあって必要とされ、急を要する支援事業が多岐にわたり存在しています。生活困窮世帯はこの1年余りで著しく増加しています。町の商店をはじめ小規模零細事業所の多くは先が見通せません。非正規雇用の方々の労働環境は悪化し、収入が落ち込んでおります。対策が急がれます。貧困化の拡大にブレーキをかけなければなりません。 したがって、このような関連事業にこそさらなる予算拡充が必要と考えます。予算の使い方を熟考すべきです。市民があまり望まないことに多額の予算を割り当てるのではなく、市民が必要とし、望む分野にもっと予算を割くべきだと思います。そういうことを通して、住民の安全・安心と福祉の向上を図ることができるものと考えます。 以上のことを述べまして、令和3年度越前市一般会計予算に対する反対の立場からの討論といたします。 ○議長(三田村輝士君) 討論を終結いたします。 本案については電子表決システムにより採決いたします。 事務局は電子採決の準備をお願いをいたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案については委員長の報告どおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを押してください。 表決漏れはありませんか。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 表決漏れなしと認め、表決を終結いたします。 事務局は集計作業をお願いをいたします。 結果表示をお願いをいたします。 賛成多数と認めます。 よって、議案第7号は原案どおり可決されました。  ================ △日程第19 議案第8号 ~ 日程第24 議案第13号 ○議長(三田村輝士君) 日程第19議案第8号令和3年度越前市国民健康保険特別会計予算から日程第24議案第13号令和3年度越前市下水道事業会計予算までの6案を一括して議題といたします。 本6案に関し、各委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 吉田教育厚生委員長。 ◆教育厚生委員長吉田啓三君) 〔登壇〕 ただいま議題となりましたうち、教育厚生委員会に付託されました 議案第8号 令和3年度越前市国民健康保険特別会計予算 議案第9号 令和3年度越前市介護保険特別会計予算 議案第10号 令和3年度越前市後期高齢者医療特別会計予算 以上3案につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本3案につきましても、去る5日及び8日の委員会において、関係理事者の出席を求めて審査いたしました。 審査に当たりましては、議案第8号中、歳入第1款国民健康保険税、1項国民健康保険税、1目国民健康保険税について、委員からは、国は保険税を県で統一する方向性を打ち出しているが、市はどのように考えているのかただされました。 理事者からは、県では令和3年度から3年かけて市町の意見を聞きながら、統一のロードマップを作成する方針であると聞いている。将来的に市も県の方針に準じた対応となるものと考えているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、各市町で保険税の額に格差があるが、統一した場合、市の保険税はどうなるのか。また、保険税が統一した基準になったときには、市民の負担を抑えるために法定外繰入れをする必要があるのではないかただされました。 理事者からは、国民健康保険は国の制度であるので、まずは国が大きな方向性や計画を示し、国の公的な負担をどのように設計し、被保険者に負担をどこまで求めるのか、国民的な議論が必要と考えている。その上で、県の判断もあるものと考えているとの答弁がなされました。 次に、議案第9号中、歳出第4款地域支援事業費、2項包括的支援事業・任意事業費、1目包括的支援事業・任意事業費に計上された地域包括支援センター業務委託料について、委員からは、本事業については、国は子供も対象にする方針だが、この事業の中に子供は対象となっていないように感じるが、どうなっているのかただされました。 理事者からは、国は、将来的には高齢者だけではなく子供や障害者を含めた包括的な支援を行うとの方針であり、今回設置される地域包括支援センターも将来的には視野に入れていく必要があると考えているところである。現在は高齢者を中心とした地域包括支援センターとしてスタートするが、家族の中での高齢者以外の子供も含めた包括的な支援については、引き続き地域包括支援センター、庁内各課や市社会福祉協議会と連携し、支援する体制を構築していきたいとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、一つの家庭で複数の問題を抱えていることもあるので、連携して、子供も障害者も高齢者も対応してほしいとの要望がなされました。 次に、議案第10号中、歳出第2款後期高齢者医療広域連合納付金について、委員からは、医療給付費がかなり増額しており、予防対策が必要ではないかただされました。 理事者からは、給付抑制策として、令和3年度から広域連合と県歯科医師会が直接契約し、オーラルフレイル、口腔予防を県下一斉に開始する予定であり、市としても、生活習慣病の予防、フレイル予防、介護予防を一体的に推進していくとの答弁がなされました。 以上、審査に当たり特に論議のあった点を申し上げましたが、審査の結果、本3案につきましては原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、教育厚生委員会の審査結果の御報告といたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小玉産業建設委員長。 ◆産業建設委員長小玉俊一君) 〔登壇〕 ただいま議題となっておりますうち、産業建設委員会に付託されました 議案第11号 令和3年度越前市水道事業会計予算 議案第12号 令和3年度越前市工業用水道事業会計予算 議案第13号 令和3年度越前市下水道事業会計予算 以上3案につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本3案につきましても、去る9日及び10日の委員会において、関係理事者の出席を求め、審査をいたしました。 審査に当たりましては、議案第11号令和3年度越前市水道事業会計予算について、委員から、給水人口が減少していく中、料金改定に向けてどのような考えで臨むのかただされました。 理事者からは、改定金額についてこれから検討することになるが、3月末に策定の経営戦略の中では令和12年度までの収支見通しを立てており、県による供給単価低減を還元するためにも、収支のバランスを見定めながら最適な料金を設定したいとの答弁がなされました。 以上、審査に当たり特に論議のあった点について申し上げましたが、3案いずれも原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、産業建設委員会の審査結果の御報告といたします。 ○議長(三田村輝士君) 各委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本6案については委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 異議なしと認めます。 よって、議案第8号、議案第9号、議案第10号、議案第11号、議案第12号及び議案第13号の6案はいずれも原案どおり可決されました。  ================ △日程第25 議案第29号 ○議長(三田村輝士君) 日程第25議案第29号令和2年度越前市一般会計補正予算第16号を議題といたします。 本案に関し、理事者の説明を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第29号令和2年度越前市一般会計補正予算第16号について提案理由を御説明申し上げます。 本案は、令和2年度越前市一般会計におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ8,725万2,000円を追加し、予算総額を483億7,621万7,000円にいたそうとするものであります。 その内訳といたしましては、歳出予算におきまして、本年1月の降雪による除雪経費の追加や倒壊した園芸ハウスの再整備に対する支援のほか、職員人件費や一般寄附金の受入れによるまちづくり事業基金積立金に8,725万2,000円を計上し、歳入予算におきましては、県支出金81万1,000円、寄附金1,506万4,000円、繰入金7,137万7,000円を計上いたしました。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(三田村輝士君) 本案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) お願いいたします。 一般会計の補正予算の中で、道路除雪対策事業5,364万円、この補正追加の理由とここに至った経緯をお聞きいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) この補正に至った経緯でございます。 1月8日から5日間にわたりまして、昼夜を問わず、市民生活を確保するため、除雪作業を実施いたしました。その際、平成30年2月大雪の教訓を生かした早期の除雪対応として、地域により異なった積雪状況に対応するピンポイント除雪であったり、1月16、17日に行われました大学入学共通テストに備えた除雪、圧雪の早期除去、それから車道の拡幅、交差点処理、排雪作業等を行ったことによりまして、長時間の除雪作業時間を要し、大幅な除雪費の増額となったものでございます。 この補正に当たりましては、積雪の状況が平成26年度の状況に似ていたことから、平成26年度の除雪費を参考に見積もったものでございますが、結果といたしまして、大幅な除雪作業の時間が増えていたということの把握が遅れたことが原因となったものでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) 平成26年ということですけれども、平成30年には大雪、この教訓というものが本来生かされるべきであっただろうというふうに思いますし、また今原因はお聞きしましたけれども、今後の対策について、平成30年、その教訓というものをどう生かすか、そして今回のこのような状況を今後にどのように生かすか、その対策をお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 平成30年2月大雪の教訓を生かし、市では臨機応変かつ柔軟に除雪対応を行いました。そうしたことから、除雪作業についてはスムーズにいったものというふうな認識をしております。 今後の改善ということでございますが、30年2月の大雪の教訓から、除雪事業者様の手間を少し改善させていただくという意味から、ウェブ上での入力を行いました。そういう制度を導入しました。しかしながら、導入後2年間はその作業がなかったということで、今回初めての作業となったということでございます。そういったことから、新しく入れましたウェブの入力作業、これがうまく活用ができなかったというところを反省点と考えておりますので、今後は毎年11月上旬に除雪業者に対しまして説明会を行うわけですけれども、そういったところでおおむね3日とか4日以内で入力等を行っていただいて、こちらのほうとしても概算額を把握できるように努めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) せっかくそういうシステムがあったのであれば、それを生かすべきであろうと。今後も大雪は毎年来るわけではないですから、せっかくのシステムを今後は確実に生かしていただけるように、このような大金の追加補正がなくなるようにしていただきたいというふうに思います。 続けていいですか。 次の園芸振興対策事業補正ということで121万4,000円、これはハウスの倒壊ということですけれども、この補正が、大雪は1月だったんですけども、今出てくるのはなぜでしょうか。説明をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(西野孝信君) 今回この大雪が1月8日から11日ぐらいまで降ったわけでございます。その後、一月以上、2月26日まで状況の調査、把握を市、県、そして農協と一緒に連携を取ってやっていたわけでございます。その結果、それと並行して県のほうでも2月の補正でこの予算を計上されたといったことから、今回この日に計上させていただいたということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) この対象者数が3名ということ、それとハウスが4棟であるということなんですけれども、これだけの大雪ですから、相当ほかのハウスも倒壊または非常な被害を受けてると思うんですけれども、そうした全体の戸数というものは把握されてるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(西野孝信君) こちらのほうでは全部で8名の方、ハウスの棟数で13棟の被害を把握をしてございます。 ただ、今回3名の4棟ということで、残りの5名の方につきましては、うち3名の方はビニールハウスのビニールのみを、骨組みを守るためにあえて切られたといったこと、また残るお一方は保険が農業共済以外に入ってらっしゃって、個人負担が少なく済むといったこと、最後のもう一方は、今回のこの要件をクリアするには、風雪害に強いハウスにするという条件がございます。そうなると、若干高くなるといったことから、今までどおり自分でするといったことから、残りの5名の方は辞退をされたといったことで、3名の方、4棟のみの計上となっているわけでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) 分かりました。 そういうことであるなら、またほかにまだ把握されてない方もいらっしゃるやもしれません。せっかく補助が当たるのであれば、満遍に被害に遭った方に周知徹底していただくようにしていただきたいというふうに思います。 終わります。 ○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 本案については、お手元に配付の予算付託表により各委員会へ付託いたします。 暫時休憩いたします。 休憩中に各委員会を開催し、議案に対する審査をお願いをいたします。 再開は、委員会終了後お知らせいたします。        休憩 午後2時47分        再開 午後3時28分 ○議長(三田村輝士君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第29号令和2年度越前市一般会計補正予算第16号についての審議を続行いたします。 本案に関し、各委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小玉産業建設委員長。 ◆産業建設委員長小玉俊一君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第29号のうち、予算付託表に従い産業建設委員会に付託されました部分につきまして、委員会の審査結果を御報告いたします。 本件につきまして、休憩中に委員会を開き、関係理事者の出席を求めて審査をいたしました。 審査に当たりましては、まず歳出第8款土木費中、2項5目の除雪対策費に計上された除雪業務委託料について、委員からは、追加で補正に至った理由についてただされました。 理事者からは、業者及び市がともに事務処理に必要なデジタルツールを導入してあったが、初めての利用となり不慣れであったことも原因の一つである。今後は、双方が十分な研修を実施し、適正な予算計上に努めていくとの答弁がなされました。 これに対し、委員から、今年度の反省を次年度以降生かし、大幅な補正を生じないよう適切な処理に努められたいとの要望がなされました。 以上、審査に当たり特に論議のあった点について申し上げましたが、審査の結果、本件につきましては原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、産業建設委員会の審査結果の御報告といたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小形総務委員長。 ◆総務委員長(小形善信君) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案第29号のうち、予算付託表に従い総務委員会に付託されました部分につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本件につきましては、休憩中に委員会を開き、関係理事者の出席を求めて審査をいたしました結果、原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、総務委員会の審査結果の御報告といたします。 ○議長(三田村輝士君) 各委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する各委員長の報告は原案可決であります。 本案については各委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 異議なしと認めます。 よって、議案第29号は原案どおり可決されました。  ================ △日程第26 議案第30号 ○議長(三田村輝士君) 日程第26議案第30号教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。 議案はお手元に配付のとおりであります。 本案に関し、理事者の説明を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 奈良市長。 ◎市長(奈良俊幸君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第30号教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて提案理由の御説明を申し上げます。 本案は、来る3月31日をもって中島和則教育長が退職するため、その後任に澤崎秀之氏を任命したく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めようとするものであります。 澤崎秀之氏は、昭和61年4月に中学校教諭として採用された後、市内中学校を中心に数学の教員として長年にわたり教鞭を取られ、卓越した指導力と情熱を持って学校教育の充実、発展に努め、成果を上げてこられました。平成25年4月からは、越前市教育委員会事務局において学校教育指導室指導主事を、平成28年4月からは、学校教育指導室長を務め、平成30年4月からは、教育委員会事務局理事となり、現在は武生第三中学校校長を務められています。今回、教育委員会教育長の任命に当たり、人格が高潔で、学校教育のみならず教育行政全般に関し高い識見を有しておられることから、誠に適任であると存じまして提案をいたしたものであります。よろしく御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(三田村輝士君) 本案に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本案についてはこれに同意することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 異議なしと認めます。 よって、議案第30号は原案どおり同意することに決しました。  ================ △日程第27 議案第31号 ~ 日程第29 議案第33号
    ○議長(三田村輝士君) 日程第27議案第31号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてから日程第29議案第33号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてまでの3案を一括して議題といたします。 議案はお手元に配付のとおりであります。 本3案に関し、理事者の説明を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 奈良市長。 ◎市長(奈良俊幸君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第31号から議案第33号までにつきまして提案理由の御説明を申し上げます。 本3案は、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、法務大臣に対し人権擁護委員の候補者を推薦するために意見を求めようとするものであります。 まず、議案第31号につきまして、山本隆徳氏は、平成27年7月に人権擁護委員に就任され、現在に至るまで市民の基本的人権の擁護及び人権思想の普及啓発に御活躍いただいてるところでございます。今回、令和3年6月30日に任期満了となりますが、人格、識見ともに高く、広く社会の実情に通じておられ、誠実な人柄は誠に適任であると存じまして、再度御提案をいたしたものでございます。 次に、議案第32号につきまして、上道英夫氏は、同じく平成27年7月に人権擁護委員に就任され、現在に至るまで市民の基本的人権の擁護及び人権思想の普及啓発に御活躍いただいてるところでございます。今回、令和3年6月30日に任期満了となりますが、人格、識見ともに高く、広く社会の実情に通じておられ、誠実な人柄は誠に適任であると存じまして、再度御提案をいたしたものでございます。 次に、議案第33号につきましては、令和3年6月30日に任期満了となる中嶋曉美氏の後任に関し意見を求めようとするものであります。 細川きよえ氏は、旧武生市に奉職し、万葉菊花園副園長、子ども・子育て相談室長を歴任され、平成28年3月に越前市役所を退職されてからは、これまでの経験を生かし行政相談委員や地域子育て支援センターのマネジャーとして相談者の気持ちに寄り添い、人権を尊重した支援に努めておられます。今回人権擁護委員の候補者の推薦に当たり、人格、識見ともに高く誠実な人柄は誠に適任であると存じまして御提案をいたしたものであります。 以上、議案第31号から議案第33号までの3案につきまして御説明申し上げました。よろしく御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(三田村輝士君) それではまず、議案第31号に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 議案第31号についてはこれに同意することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 異議なしと認めます。 よって、議案第31号は原案どおり同意することに決しました。 次に、議案第32号に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 議案第32号についてはこれに同意することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 異議なしと認めます。 よって、議案第32号は原案どおり同意することに決しました。 次に、議案第33号に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 議案第33号についてはこれに同意することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 異議なしと認めます。 よって、議案第33号は原案どおり同意することに決しました。  ================ △日程第30 議会活性化に関する調査について ○議長(三田村輝士君) 日程第30議会活性化に関する調査についてを議題といたします。 議会活性化特別委員会に付議中の議会活性化に関する調査研究について報告を行いたい旨の申出がありますので、これを許可いたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 橋本議会活性化特別委員長。 ◆議会活性化特別委員長(橋本弥登志君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議会活性化に関する調査について議会活性化特別委員会の御報告をいたします。 本特別委員会は、1月15日、3月16日の計2回開催いたしました。 本委員会では、これまでの委員会での検討内容及び先般行われた議員研修会、議員協議会での各議員からの意見を基に、市議会基本条例の改正案を作成し検討を行いました。 市議会基本条例の見直しに伴い、市総合計画の基本構想となる部分の策定や変更、廃止についてを議会の議決案件とするべきかどうか、議員の政治倫理としての人権侵害の位置づけなどを協議しました。また、委員会をオンラインで開催するための課題や方向性について意見交換を行うとともに、実施に向けた会議規則等の改正を行うことで合意しました。 今後とも議会活性化に向け、研修会や市民との意見交換等を通して調査研究を重ねてまいります。 以上、本特別委員会における調査研究経過、活動の一端を報告し、議会活性化特別委員会の報告といたします。 ○議長(三田村輝士君) 委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議会活性化に関する調査研究について委員長の報告はこれを了承願います。  ================ △日程第31 公共交通対策に関する調査について ○議長(三田村輝士君) 日程第31公共交通対策に関する調査についてを議題といたします。 公共交通対策特別委員会に付議中の公共交通対策に関する調査研究について報告を行いたい旨の申出がありますので、これを許可いたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 前田公共交通対策特別委員長。 ◆公共交通対策特別委員長(前田修治君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました公共交通対策に関する調査について公共交通対策特別委員会の御報告をいたします。 本特別委員会では、去る1月19日及び3月15日に委員会を開催をいたしました。 1月19日は、並行在来線の調査研究のため、富山県高岡市のオンライン視察を行いました。 富山県高岡市では、北陸新幹線長野から金沢間の開業後、並行在来線であるあいの風とやま鉄道の新駅、高岡やぶなみ駅が設置されています。高岡やぶなみ駅は、高岡駅と西高岡駅のほぼ中間に位置し、乗車人員の増加や鉄道収支の採算等が見込まれる場所として選定されました。駅周辺は、土地区画整理事業や大規模な民間宅地開発による住宅造成がなされ、今後も居住人口の増加とともに駅利用者も増加することが想定されてはいますが、地域住民にとってのマイレールやマイステーションであるとの意識醸成を図ることが課題であると説明がありました。さらに、地元では、自治会などで構成する高岡やぶなみ駅利用促進協議会が結成され、イベント企画や美化活動を実施するなど利用促進を図る取組がなされていました。 次に、あいの風とやま鉄道への市の支援と関わりについて、富山県では、並行在来線の経営安定基金を新幹線沿線市町だけでなく県内の全市町村で拠出しています。また、高岡市においては、JRが5年間の期限付で行っていた乗り継ぎ割引制度の実施期間終了を受け、激変緩和策として2年間通学定期券の一部を補助するなどの支援を行っています。 並行在来線については、市の負担や並行在来線会社の経営、利用者の利便性の問題など課題は多々ありますが、高岡市においては、地元住民の意識も高く、県や市、地域などが一体となって利用促進に取り組んだ結果、当初の予測よりも赤字が小さく抑えられているなどの成果も上げており、新駅設置が検討されている本市においても参考となる点が多くありました。 次に、3月15日の委員会では、福井県タクシー協会副会長及び丹南支部長である市内のタクシー事業者の方から越前市のタクシー事業の現状についてお話を伺いました。 タクシー事業においては、法律により運送できる区域が決められていたり、準特定地域に指定されると自由に保有車両を増減できなかったりと規制が多い状況の中、ドライバーの人材不足や高齢化、さらにコロナ禍での収入減等、多くの課題に直面しています。このため、近年は配車の予約対応や駅での待機への配車、深夜の営業などが困難な状況にあるとの説明がありました。 しかし、朝から高齢者の通院や買物での利用が多いということ、また大雪の際に鉄道やバスが運休する中でも、タクシーは急を要する乗客を輸送し、感謝されることも多いというお話を伺い、タクシーは鉄道やバスを補完する重要な地域公共交通の手段であることを再認識いたしました。また、最近では、GPSでの車両管理やクレジットカード決済などITシステムの導入にも取り組まれ、経営の効率化にも努力されております。 今後は、公共交通空白地域をなくすデマンドタクシーや乗合タクシーが公共交通の主流となっていくのではないかということ、そして事業者同士や地域が連携、補完しながら運行を続けていくことが重要であるとの御意見を伺いました。 その後、観光交流推進課から、今年度2回実施したオンデマンドバスの実証実験結果やタクシー利用促進のため市内観光施設の移動に使用できる定額タクシーチケットの発行事業について説明がなされました。 委員からは、デマンド型乗合タクシーは、過疎地だけでなく町なかでも必要とする方は多くいると思われる。また、市内観光に利用できるタクシー利用促進券の発行等の事業について、市外への広報はもちろん市内での広報も重要であるなどの意見が出されました。 以上、当委員会における調査研究経過、活動の一端を申し上げ、公共交通対策特別委員会の報告といたします。 ○議長(三田村輝士君) 委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております公共交通対策に関する調査研究について委員長の報告はこれを了承願います。  ================ ○議長(三田村輝士君) これをもって本定例会の日程は全て終了いたしました。 以上をもちまして令和3年3月越前市議会定例会を閉会いたします。        閉会 午後3時49分〔 参 照 〕┌─────────────────────────────────────────┐│        予   算   付   託   表 (そ の 2)        ││ 総務委員会                                   ││  議案第29号 令和2年度越前市一般会計補正予算(第16号)          ││   第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正            ││     歳入全部                                ││     歳出第 2 款 総務費                          ││ 産業建設委員会                                 ││  議案第29号 令和2年度越前市一般会計補正予算(第16号)          ││   第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正            ││     歳出第 6 款 農林水産業費                       ││       第 8 款 土木費                          ││   第2条(繰越明許費の補正)の第2表繰越明許費補正              │└─────────────────────────────────────────┘ 地方自治法第123条第2項の規定により上記会議のてんまつを証するため、ここに署名する。  令和3年3月19日      越 前 市 議 会         議   長         副 議 長         議   員         議   員         議   員...